コミュニティネットワーク協会

多摩プロジェクトpart2

愛宕第2住宅における地域交流拠点等の整備事業について〜愛宕住民説明会のご報告

■日時:2021年10月24日(日)14時~16時
■場所:愛宕かえで館ホール
■主催:一般社団法人コミュニティネットワーク協会

 愛宕第2住宅の空き店舗(みずほATM跡)に地域交流拠点当を整備する計画について、住民のみなさまへの説明会を10月24日(日)、愛宕かえで館で開催いたしました。

 最初に東京都住宅供給公社より「公社住宅の店舗を活用して地域交流拠点の整備をしていくこと。2020年3月に事業者を公募し、7月に一般社団法人コミュニティネットワーク協会の提案を選定したこと。多様な人びとが参加型で集う場づくりや、多摩ニュータウンの魅力を発信する場所をめざしていること」などお話いただきました。

 続いて、当法人の理念とこれまで取り組んできたことをお話するとともに、このプロジェクトの概要について説明しました。

 参加されたのは、地域住民や行政、関係者のみなさまなど23名でした。それぞれから自己紹介に加え、困っていることや地域の課題について出し合いました。

 

  • ●「結婚後愛宕へ。環境がよく子どもを育てるにもよい地域だった。8年前に定年に。ヨガやノルディックウオークなど健康スポーツの指導をしている。人集めが課題」
  • ●「エレベーターがない建物がほとんど。若いうちは気にならなかったが年齢とともにおっくうに。体力的に負荷が高い」
  • ●「ここにきて35年。地域運動会や盆踊りなど地域行事に寄与してきた。都営団地の高齢化率は60%で多摩市トップ。認知症も増加傾向。亡くなる人も目立つ。対策が急務」
  • ●「交通手段の多様化と、地域で暮らす人たちの相互のたすけ合い。これまで築いてきた地域の関係性を深めていくことが大切になっている」
  • ●「商店街がないので買い物が不便。何とか対策を」
  • ●「多摩市の高齢化率は29%。22,000人。愛宕は担い手が不足している。多世代が横につながるプラットホームが必要」
  • ●「コロナ後も住み続けたくなる取り組みを」
  • ●「若い人をいかに呼び込むか。入居支援や改装などさらなる取り組みを。高齢化に対応した生活支援や相談対応と空き店舗活用も課題。資源を時代にマッチしたものに」

 

 最後に当協会から以下をお話しました。

①行政、公社、UR、社協等と連携して進めたい
②最期まで地域で暮らすための地域包括ケアづくりに寄与したい
③若い世代に魅力ある仕組みを作りたい(例:子ども食堂、コミュニティカフェ、子どもが育つ環境の充実等)
④未来を担う人材やリーダーの育成
⑤この場所を活用して活動してほしい
⑤情報発信を充実させたい。

 

 愛宕第2の交流拠点の完成は約1年後。今後、定期的に参加型の「多摩ニュータウンで暮らし続けるしくみをつくる会」を開催します。愛宕第2住宅を、子どもから高齢者まで多世代が共に集う賑わいのある共生型交流拠点にするため、みなさんの知恵と力を出し合えるように進めてまいります。次回は2021年12月11日(土)14時から、愛宕かえで館ホールにて開催します。たくさんのみなさんのご参加をお待ちしています。

 

一般社団法人コミュニティネットワーク協会

TEL:080-3702-9992
Mail:support@100com.jp

 

タイトルとURLをコピーしました